T-850
サイバーダインシステムズモデル101シリーズ850型。
外見は過去に2度送られてきたT-800と同じだが、性能はやや向上している。
T-800に比べ様々な知識がプログラミングしてあり、その知識を多用し状況を切り抜ける。また、元々プログラミングされているのか、人を一人も殺さずキッチリと負傷者の数をカウントしているほどである。
タイムスリップした際にずれる体内時計をタイムスリップ先で時計を見ながら設定しなおす機能が追加されたほか、人の脳に損傷がないかを確認する機能も追加されている。
動力源は二つの水素電池で、水素電池は不安定になると爆発を起こすため注意が必要。
二つの内一つがなくなってもこれまでどおり動くことが可能。また、二つの水素電池がなくなってもしばらくは動作し続けることができる。
Terminator3 Rise Of The Machines
2032年7月4日、その容姿を利用して人類抵抗軍に潜入しジョン・コナーを殺害する。
その後捕獲され、プログラムを書き換えられ2004年へと送られてくる。送ったのはジョンではなくケイトだった。そのため、ケイトの命令に従うようにプログラムされている。
本来の機能は人間を抹殺することであり、人を生かすために造られたわけではない。
サングラスにはこだわりが?
T-850はT-800に比べてサングラスにはこだわりがあるようだ。
最初に服を手に入れた際にポケットに入っている星形のサングラスをつけるが、辺りを見回した後、形が気に入らないのかすぐに外して捨てて踏み潰してしまう。
その後、強奪した車の中で見つけた普通のサングラスを見つけると、すぐに装着する。
T-800も1994年にサングラスをかけたが、特にこだわりがあるようには見えなかったので、T-850はサングラスにこだわりがあると考えて良いだろう。
多くの知識を披露する
T-850は心理学がプログラミングされているため、絶望しているジョンに怒りを与え絶望を忘れさせることに成功する。
瞳孔の開き具合や皮膚の温度、筋肉の動きから次にその対象が行うであろう行動を予め予測することもできる。
なお、人間の異性間の感情はデータベースにはない。
嘘をつくこともでき、状況に応じて嘘の発言をする。
敏捷性が増している
顔の至近距離で拳銃を撃たれても当たることはなく口の中で弾丸を止めることが可能になっている。
T-800のように走って何かを追いかけるようなことはないが、ケイトが持つグロックから発射される弾丸を口でキャッチするという思わぬ特技を披露する。
計算能力が高まったことでこのようなことが行えるようになったのか、それともスピードが早くなったのかは定かではないが、T-800にはなかった機能と言える。