ターミネーター4のすべて
シリーズ4作目である今作は、舞台が未来へ移動しカイルとジョンが合流する以前の物語が描かれる。審判の日から時が経ち、2018年5月21日が舞台。シリーズ初となる本格的な未来の世界が描かれ、人類とスカイネットとの戦争が後半に入ろうとする頃の物語。
あらすじ
2018年、ジョンは指導者ではなく一部隊の隊員として機械との戦争を生き抜いていた。スカイネットの研究施設からデータを盗み出すミッションの最中、自分の知る未来よりも早くT-800が製造されていることを知る。その後、盗み出したデータにより、人類抵抗軍の司令部はスカイネットを破壊する方法を見つけ出し、その破壊作戦をジョンが引き受けることとなった。
時を同じくして、一人の男性が泥の下から目を覚ます。審判の日を知らず、ターミネーターも、人類抵抗軍も知らない。名前はマーカス。マーカスが崩壊した街を歩いているとターミネーターに襲われ、そこでたった二人の自称人類抵抗軍ロサンゼルス支部の隊員であるカイルとスターと合流し、ジョンを見つけるべく行動を共にする。
スカイネットの殺害リストの1番目に書かれているカイルを探し出したいジョンと、ジョンを探しだしたいカイルたちは合流し、スカイネットを叩くことができるのか。
ターミネーター4の登場人物
ジョンは再びキャストが変更された。カイルとケイトも登場する。音声のみではあるがサラも登場する。
マーカス・ライト
1975年生まれの男性で、兄と警察官2名を殺害した容疑で逮捕され死刑囚となる。その後刑務所内でサイバーダイン社の献体となる契約を結び刑が執行された。その後2018年に再び目を覚まし生き延びるためにカイルたちと共に人類抵抗軍のジョンを探し始める。
ジョン・コナー
人類抵抗軍の司令部でスカイネットの殺害リストの一番最初にカイルが載っている事を知り、スカイネットの破壊と同時にカイルを探し出すために奔走する。
カイル・リース
しゃべることができない少女スターと共に、ロサンゼルスで抵抗軍のロサンゼルス支部と名乗って街を機械軍から守っている。ジョンの発信するラジオを聞きジョンに会いに行く為に街を出る。
ターミネーター4に登場するターミネーター
時代が未来であるものの、登場するターミネーターは2029年に比べればもちろん旧型ばかりではあるが、今まで描かれていなかった旧型のモデルを見ることができる。
T-1ターミネーター3のサイバーリサーチシステムズ内で暴れまわったキャタピラのついた全自走式防御システムの戦車型ロボット。3の時よりも武器が強化されていて、水中でジョンたちを待ち伏せしていた。
T-800この時点では最新型のターミネーターで、ジョンの予測よりも開発されるのが早まっていた。2018年では既に多くのT-800が生産されていた。
ターミネーター4に登場する武器
時代は2018年で審判の日が起きた後ではあるが、一度多くの人命が失われているため、新たな技術が多く研究されなかったのか、武器は基本的に現代のものと変わらない。
ターミネーター4に登場する乗り物
審判の日によって、多くのものが壊滅しそれは車なども同じだった。そのため、車は壊れて修理が必要なものも多く、またターミネーターに見つかる恐れがあるためか、あまり多くは登場しない。
ターミネーター4のロケ地
今までのロサンゼルスではなく、アルバカーキで撮影が行われた。撮影当時、カリフォルニア州の知事だったアーノルドと一悶着あったのがつい最近に感じてしまう。