第1回 ロサンゼルス ターミネーターロケ地巡り1日目
LAの映画ターミネーターのロケ地を巡る
2016年2月にアメリカのカリフォルニア州、ロサンゼルスにある映画ターミネーターのロケ地を巡る旅行を行った。その様子をお届けする。
パトカーとカーチェイスする道路へ
まずは、サラを乗せたカイルの運転する車がパトカーに見つかりカーチェイスする道路へ向かう。ここは7th StreetとSouth Streetの交差点。交差点に到着すると、角に特徴的な宝石店が姿を現す。映画でもこの建物は鮮明に写っており、目印となる。映画では青信号の時にこの通りに差し掛かったが、安全面を考慮して赤信号の時に撮影した。看板などが増えているものの、当時とほとんど変わりがなくて一番最初に訪れたロケ地にもかかわらず、テンションが上がる。
カイルが立っていた場所へ
パトカーとカーチェイスする場所から徒歩数分、テクノアールがある通りに、サラがテクノアールに入る前にカイルが立っている場所が現れる。現在はシャッターと扉で残念ながらカイルが立っていた場所に立つことはできないが、しっかりとその場所を見ることができる。
クラブテクノアールへ
続いては、上記のカイルが立っていた場所から徒歩数十秒のところにある。テクノアールと言えば、三角の看板(屋根)だが、今もその三角の看板は残っている。4ドル50セントを支払って中に入りたかったが、現在は残念ながらFor Rentの文字が。映画ではピコ通りにあるクラブと言っているが、実際にはSouth Hill Street沿いにある。
カイルが1984年に来た場所へ
テクノアールの次は、カイルが1984年に降り立った場所へ。カイルが1984年に来た場所はテクノアールから再び7th Streetに戻り右に曲がったところにある。路地のようになっていてどこまで続いているのか分からない。においが酷く、雰囲気も悪い。カイルにズボンを取られた浮浪者はいなかったので、鼻で息をしないようにして撮影をすることにした。ここで撮影を行った彼らはすごいと思った。
T-800がパトカーを奪う場所へ
次はテクノアールから脱出後、T-800がパトカーを奪う場所へ移動する。7th Streetをまっすぐ進むとそこは姿を現す。上の光る広告のようなものはなくなって、窓ガラスになっているが、当時とほとんど変わらない。こんなところでパトカーを盗んだらすぐに見つかってしまうだろうというくらい車の往来がある。
T-800の乗ったパトカーとカーチェイスする通り
次に、パトカーに乗ったT-800がサラたちを追い掛け、最後にパトカーが壁に衝突してしまう通りへ移動する。7th Streetを戻り、South Grand Avenueを右に曲がる。坂道を登ると途中で右に入る通りがあるのでそこを右に曲がり、道なりに進むと、橋の下へ行くことができる通路があるので、そこから橋の下へ。この橋の下こそ、T-800とカーチェイスする通りである。橋の下ということでホームレスがいたが、お構いなしに撮影を行う。ここでカーチェイスしたのか、と思うと感慨深い。当時がどうだったかは分からないが、現在は倉庫のようになっており、静かで道幅も広く、カーチェイスをするにはもってこいの場所であることに変わりない。
T-800が轢かれる場所へ
映画ターミネーターの終盤で、サラたちの乗る車が横転し、T-800がトラックに轢かれる通りへ移動する。ここは上記の橋の下から橋の上に移動すれば行くことができる。ここに来るまで地図上ではすぐなのだが、場所がいまいちわからず迷ってしまったため時間がかかってしまった。今回撮影した場所と実際の映画で使われた場所は似ているが、どうも場所が違うようである。かなり悔しいので、次回LAを訪れた際は再びこの地を訪れたいと思った。
逃げるサラたちがT-800とカーチェイスするトンネルへ
South Grand AvenueからWest 1st Streetを左に曲がってNorth Figueroa Streetを左に曲がるとTIKI MOTELから車で逃げるサラとカイルをバイクに乗ったT-800が追い掛けるトンネルに到着する。到着時、かなり高速で走る車がおり、撮影は困難かと思われたが、運転手と思われる男性が叫びながらUターンしていったのでその隙に撮影した。看板や電気などもそのまま残っていて、1日目のうちのどこよりもうまく写真が撮れたと思っている。