2003年7月2日に行われたT3ジャパン・プレミアのレポート
ターミネーター ニュー・フェイトが公開される2019年から16年前の2003年7月2日に有明コロシアムにてT3のジャパン・プレミアが行われた。T3のジャパン・プレミアに当選したのでジャパン・プレミアの様子をお届けする。ちなみに、このレポートは当時運営していた別のサイトに掲載していたものを再編集したものとなる。
有明テニスの森バス停留所に到着すると既に行列
有明コロシアムの最寄りのバス停留所「有明テニスの森停留所」。到着時刻は13時30分頃。バスは涼しく快適だったが、現地について見ると既に100人程が列を作っている。その最後尾に並び17時の開場までの3時間半を小説を読んだり写真を撮影したりして過ごした。その間にも続々と人が集まってきていた。気がつくと列は遠くで曲がり、折り返しているほどになっていた。
有明コロシアム周辺の散策と行列の長さに驚く
有明テニスの森停留所の向かいにはローソンがある。長時間並ぶ際には飲食物を購入できるので非常に便利。ここで昼食を購入し、しばらく涼んでから再び列へと戻った。列を確保していてくれた後ろの人に感謝である。このコンビニからは有明コロシアムを見ることができる。試写会場を眺めると長蛇の列に驚き、あと数時間後に迫ったT3の試写会に胸を躍らせる。
持ち物検査を経て有明コロシアム場内でプチオフ会
有明コロシアム場内に入る際は持ち物検査にてカメラ等を没収されてしまうため写真を撮ることができなかった。この会場内で当時運営していたサイトの掲示板によく書き込んでくれていた常連さんと会うことに。開演まで2時間あったので外で色々とお話を聞かせてもらうことができ、楽しい時間を過ごすことができた。当時ファミリーマートで限定グッズが販売されているなど知らなかった情報をゲット。その方の携帯電話はサンクス、サークルKオリジナルのストラップがぶら下がり、更に腕にはターミネーターの腕時計をつけるという徹底っぷり。素晴らしい方だな、と感じた。普通にターミネーターの腕時計が似合うというのもすごいなと感じた。
この方とはジャパン・プレミア以降も手紙のやり取りをするなど、色々お世話になった。
ターミネーター3 試写&舞台挨拶
私が確保した席はアリーナ席の通路側。自分でもかなりいい席をとれたと思う。
まずは映画を鑑賞する前に舞台挨拶。舞台挨拶の前にはシュワルツェネッガーも登場する流れとなっていた。登場前にターミネーターのテーマに合わせて手拍子のリハーサルを行うことに。
ダダンダンダダン。これに合わせて手拍子。何度かリハーサルをしてついに登場!・・・するのはジョナサン・モストウ監督とT-Xを演じたクリスタナ・ローケンの2人。
生のクリスタナ・ローケンを見て、スタイルがいい人だなと改めて感心した。続いてついにシュワルツェネッガーの登場。回りは「シュワちゃーん」と声をかける中、私は「アーニー!」と声をかけながら歩いてくるシュワルツェネッガーを見守る。
かなり興奮していた上に通路側にいるので、シュワルツェネッガーが自分の目の前を通る際に手を伸ばす。握手のチャンス。しかし触ることができたのは体のみ。日本国内で憧れのシュワルツェネッガーに触れることができて感激。
三人の通訳は戸田奈津子氏。お約束の「I'll be back.」も飛び出し開場は大盛り上がりだった。
そしてついにターミネーター3の上映が開始。
前2作とは始まり方から違い、メインテーマが流れない。シュワルツェネッガーが公開前に発言していた「怖い映画になる」というのを思い出しながら鑑賞。ドキッとするシーンや笑えるシーンなど細かい部分でも楽しめる作品になっていた。
クリスタナ・ローケンの怖いくわいのT-Xぶりには鳥肌モノだった。
ターミネーター3試写会を終えて
先程記載したサイトの常連さんともここでお別れ。挨拶を済ませた後ターミネーター3の試写を終え、余韻に浸りながら帰宅する。
帰り道はかなり混雑していたので、改めてかなりの人がいたんだなと感じた。頭の中でターミネーターのテーマを流しながら帰宅する。もちろん手拍子はなしで。ターミネーター3の試写会のおかげで、2003年の夏が最高の夏になった。
ちなみに、前売り券は特典が切り替わるたびに購入していたため複数購入済みで、ジャパン・プレミアの後に劇場にも3回足を運んだ。
日劇にて発売されたシリアルナンバー入りの特典のナンバー0001と0002は、前日に劇場に許可を取り夜からチケット売り場前で並んだ末に手に入れることができた。今でも大切に保管してある。